住宅ローン 借り換えの裏技

超低金利が続いています。
今、返済しているローンの支払額&総支払額を下げたいと思いませんか?

ついに我が家の住宅ローンも借り換えました!
なかなか楽しいし、”裏技?”のような技も発見したので、ご紹介します。
もちろん、月々の返済額も減ったし支払総額も減りました。
良い事ばっかりだった住宅ローンの借り換えでした。

当初我が家は、5年固定の後は変動金利でした。

参照 ⇒⇒⇒ お得な住宅ローンの借り方

ローンを借りた頃は、”金利が上がる”というウワサが絶えなかったのに、日銀の0金利政策は続くし、長期金利も下がったままでした。

長期固定にすると、かなり高額な利息を取られるので、変動が得か?と思っていたところだけど、金利上昇のリスクもある。

そこで、中途半端な5年固定にしたのです。

http://rich-sugar.net/%e3%83%9e%e3%82%a4%e3%83%9b%e3%83%bc%e3%83%a0%e3%81%a7%e7%af%80%e7%b4%84%ef%bc%81/%e3%81%8a%e5%be%97%e3%81%ab%e4%bd%8f%e5%ae%85%e3%83%ad%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%92%e7%b5%84%e3%82%80%e6%96%b9%e6%b3%95/#i-15

判断のしょうがないので、中途半端な5年固定にしたんだよね。

結果的にみると、金利は上がるどころかどんどん下がったので、変動が有利だったわけだけど、しかたありません。
そして金利が固定されている5年が経過して、その後どうするか検討しなければいけません。

この1回目の岐路が2年前の話だ。

変動か固定を選ぶんだけど、変動で2%強、10年固定だと3%超の金利だった。

希望としては、10年固定だったんだけど、シミュレーションをしてもらったら、月々の返済額が半端なく上がってしまうことが判りました。

仕方なく変動に決めようと思ったんですが、それにしても、5年固定の間1.9%だったので、月々の返済額が上がってしまう。

困ったなぁ・・・と思っているところへやってきたのが別の銀行員(新人君)です。

その行員(新人君)との会話が以下のような感じでした・・・・。

他の銀行員: うちに借り替えてくれたら金利安いでっせ!!

僕: ほんまでっか!!
 
他行員: 変動金利で 1.6%!・・・どうでっか?

僕: いいねぇ。 (*^ワ^*)

他行員: でっしゃろ! じゃ、借り換えってことで、
     手数料30万ほど、よろしく、おねがいしますわ。

僕: え~! 手数料が要るの?30万も??
 w(゚ー゚;)wワオッ!!

(もちろん本当は関西弁じゃないですよ、演出です。)

というようなやり取りがあって、借り換えの見積もりをもらいました。
とりあえず、返済総額も、借り替えた方が安くすみそうだったので、こっちに大きく傾いたのは事実です。

なので、それまで借りていた銀行に、その銀行からもらった見積もりを持って「他行に借り替えることにした」と、伝えると・・・。

「ちょっと待ってください」と、見積もりを持って、カウンターの奥に引っ込んでしまいました。

しばらくして、戻ってきた元々の銀行員。

「それでは、金利をディスカウントして、これでどうでしょうか?」
と、いきなり見積書を持ってきました!!

見ると、変動金利ながら、それまで払っていた月々の返済額とほとんど変らない数字が並んでいました。
しかも、同じ銀行なので、借り換え手数料が無い!!

なんと、金利って銀行が適当に決めていて、あっさりとディスカウントできるものだった。
秋葉原の電気屋並みの気軽さです!

この事実を初めて知ったのがこの時です。
当然、他行に乗り換えるという話はなくなり、その場で継続の手続きを行いました。

はっきり言って、借り換えはかなり体力が必要です。
手数料、担保、保険など、確認事項が多く、書類もたくさん必要になります。
同じ銀行ならば、その手間がありません。
これは大きいです。

で、ルンルン気分で、変動金利で返済を始めたのが2年前。


2年後、また違った展開が待っていました。

実は、「震災の影響で、インフレ傾向になり、金利が上がるかも?」って心配し始めたところにやっていたのが、以前借り換えを勧めてきた銀行の新人君でした。

入社二年目の初々しい彼が、またまた借り換えを勧めてきた。
こんどは「固定金利で、1.6%」でどうか?と言うのです。
これは、かなりオイシイぞ!

ってことで、またまた、借り換えに大きく傾くのでした。

2度目の借り換えで、かなりの減額!

住宅ローンが始まって、当初の5年固定が終わり、変動金利の返済をやっていた。
変動金利は安いんだけど、「インフレになるかも」「金利が上がるかも」という
恐怖が常に付いて回る。
どうも、これに耐えられない。

そこに起こった大震災。
燃料と食料の不足で、インフレ傾向になるかもしれないと感じた。
もし、仮にそうなれば、金利の上昇も覚悟しなければなるまい。

「早めに固定金利に変更べきだ」

と、思っていたところに”彼”がやってきました。

今、借りている銀行とは別の銀行の新人君です。

「担当が変ったので、挨拶に来ました」
という、彼が「固定金利に変えませんか?」と勧めてきたのです。

なんと、大方の予想(俺だけか?)を裏切って、どんどん下がる金利を反映して、10年固定で1,6%と、言うんですよ。

うちが、住宅ローンを借りた8年前は、10年固定だと3.4%だった。
上がると予想していた金利がここまで下がるとは驚きだ。

そんな事はともかく、1,6%がどうなのか、さっそくネットで調べると、
”フラット〇〇”よりも、ネット銀行に比べても、けっこうお得だという事が判りました。
かなり期待が持てそうです。

で、その新人君に
「今より、返済総額が下がったら、借り替えてやる」
と言ってみたました

以前の経験で、手数料がベラボウに高いことが判っていましたからね。

固定に変えて、しかも返済額が下がるなら、こんな良いことはない。
で、どうだったか。

「返済額は下がります」と、新人君がしばらくして持ってきた見積もりをみると。
確かに下がっている・・・・5万円。(^_^;)

「5万円だけ?」と突っ込むと、
やはり、高額の手数料がネックになっているようでした。

その他、クレジットカードを作れとか、給与振込みをこっちに変えてくれ
だとか、いろいろ言ってきました。

うーん、返済額は変らなくても、10年固定金利はオイシイか?
上がらないだけマシか?

ってことで、悩んだ末に借り換えに傾きました。

「よし!」ってことで、今借りている銀行に電話をかけて、借り換えの話をした。
すると・・・。

「ちょっと待ってください」と、電話を掛けなおすというのだ。

さすがに、今回は、金利が下がる上に10年の固定金利だ。
前回のようには、いくまいと思ったけど、とりあえず、待ってみた。

・・・・一週間。
「待たせ過ぎだろ!」って思ったところに電話がかかってきました。
そして、

「1.6%は無理です」と言う。

”そりゃそうだろ”と思ったけど、こちらの希望も言ってみました。

こちらの希望は金利が下がることではなく、返済総額が下がることなんだよね。
 向こうは、手数料が高いんだから、なんとかならないの?」

と言うような内容だ。
ま、”無理だろう”と思っていたけどね。

そしたらまた、
「見積もりを郵送しますので、時間を下さい」
と言んです。

そこまで言うなら待ってやろう。( ̄へ ̄|||)

そして一週間・・・
「待たせ過ぎだろ!」って思ったところに封筒が届きました。
(*’へ’*)怒!

「遅いんだよねぇ」なんて、怒りながら、奥さんに封筒を渡して、その日は、僕は仕事に出かけました。

そして、帰ってきたら状況が一変していたのです!

なんと、借り換えの手数料は、1万5千円!!
返済総額は、5万円どころではないぐらい下がっている。
もちろん、保険や、手続きの煩わしさもない。

総額が下がったんだから、月々の返済額も、ボーナス払いも下がった。
奥さんは大喜びで、

「こっちにする!すぐに電話して!!」
と、スゴイ勢いです。

しかしなぁ、新人君に「借り替えてやる」って言っちゃったもんなぁ。
なんて、グズグズしていたら。

「私が電話する」と、どんどん電話をはじめてしまった。

なので、しょうがなく、新人君には、お断りの電話だ。
・・・こんな役は、オレか。 (-。-;)ボソ

って事で、10年固定になった上に、月々の支払額も減額になった。

すったもんだあったけど、結局、こちらが動けば、住宅ローンもかなり有利に展開できることが判りました。

何も知らずに銀行の言うままにしていたら、高い金利のままだったし、しかも変動金利なので、さらに金利が上がる可能性もありました。

今回は、本当に勉強になった。
結局、一番大事なのは情報です。

何もせずに、ボーとするのではなくて、積極的にやってみる、情報を集めること。

それを知らないと、大きな損をすることになる。
また、知っていれば大きく得をすることができるんだ。

投稿日:2018年11月4日 更新日:

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