節電効果が高い冷蔵庫
数ある家電の中で、最も節電効果が高いのが冷蔵庫です。
何故か?
- 冷蔵庫は24時間365日電源が入りっぱなしなので少しの節電でもトータルで見るとかなりの節電になる。
- 寿命が長いので、節電の効果が長く続き”元を取りやすい”
- そもそも消費電力が高い製品なので、節電の余地が大きい
- 日進月歩で技術開発が進んでおり節電効果の高い冷蔵庫が次々に発売されている
節電の方法は2通り
冷蔵庫の置き方や使い方を工夫する
冷蔵庫は置く場所によって消費電力が変わります。
冷蔵庫は冷やす物ですから、日の当たる場所やコンロやレンジなど、熱を出す物の近くに置けば当然冷却効率は悪くなり、余計な電気を使うことになります。
冷蔵庫の原理は、自ら冷えていくのではなく、冷蔵庫内の熱を外に出すというイメージです。
なので、働けば働くほど、冷蔵庫の周りの温度が高くなるのでいよいよ冷えにくい状況となり、ますます余計な電気を使うことになります。
できるだけ、直射日光が当たらない気温の低い場所に置いてあげましょう。
前述のように冷蔵庫内の熱を外に捨てているイメージですから、この熱をうまく逃がしてやる工夫も必要です。
取扱説明書にも書いているはずですが、壁にピッタリ付けるのではなくスキマをつくり、熱を逃がすスペースを確保するようにしましょう。
使い方にも工夫が必要です。
まず、設定温度を適正値に設定しましょう。
もちろん、冷たくなければ冷蔵庫の意味がありませんが、冷やし過ぎはNGです。
キチンと適正値に設定することが大事です。
ドアを開けっ放しにすると、中の冷気が外に逃げてしまいます。
できるだけ、ドアを開ける回数を少なく、開く場合もできるだけ短時間で済ませるようにしましょう。
このように、効率よく冷蔵庫内の物出したり入れたりするために重要なのは、冷蔵庫内をキチンと整理整頓することです。
また、冷却効率の観点から、あまり詰め込み過ぎないことも大事です。
この意味からも、要らないものは早めに出して、必要最小限の物を整理整頓して入れておくことは重要なのです。
節電効果の高い製品に買い替える
はっきり言って10年使えば買い替えた方が得です。
まず、古くなってくると冷却効率が落ちてきたり、パッキンやドアそのものの劣化で、冷気が漏れるようになってきます。
また、冷蔵庫はまだまだ開発が進んでおり、次々に節電効果の高い製品が投入されています。
古い冷蔵庫を使い続けて高い電気代を払っても何の得にもなりませんよ。