冷蔵庫のドアの数(フレンチドア)

ドアの数には意味がある

大きくて、ドアの数が多い冷蔵庫は無駄”と考えている節約志向のはたくさんいらっしゃいます。

確かに、そういう側面もあるのですが、大きくてドアが多い冷蔵庫にもそれなりに意味があります。

冷蔵庫を効率よく使うためには、できるだけ冷気を逃がさないようにするのが大事です。 冷気を逃がさないようにするためには、できるだけ物の出し入れを控える、出し入れする場合は、極力短い時間で済ませるのが節電に繋がります。

さらに、ドアを開ける場合は必要最小限にするというのも効果があります。

ドアをガバッと全部開けてしまうよりは、最小限に少しだけあけて中身を取り出すという方法です。

これは、効果があることが判っていても、実際、少ししかドアを開けないので、中身を取り出しにくいですよね。

そこで登場するのが、小さなドアです。 氷を取り出すのに、冷凍庫の扉を開けると冷凍庫全体の冷気を逃がしてしまいます。 ですから、製氷室専用の扉があるのは、節約の意味もあるのです。

また、最近流行のフレンチドア(観音開き)も、デメリットももちろんありますが、ドアの一部しか開かないので、冷気の流出を最小限に留めるという意味もあるのです。

ドアの数が多いフレンチドアタイプの冷蔵庫。

ドアの面積が小さいので、冷気が逃げにくい。

ドアの数が多ければ良いというわけではない では、冷蔵庫のドアは多ければ良いのでしょうか?
もちろんそんな事はありません。

ドアの隙間には冷気が漏れないようにパッキンがありますが、冷蔵庫本体やドアよりは断熱効果が低いので、これは少ない方が効率が良くなります。

また、パッキンは劣化しやすいので、冷蔵庫の寿命に関わってきます。

扉を開ける頻度が少なければ、逆にドアの数は少ない方が節約になります。

冷蔵庫のドアについてまとめると・・・・ 頻繁にドアを開け閉めする必要がある方は、ドアの数は多めの方が良い。

ドアの開け閉めが少なく、最小限に抑えられる方は、ドアの数は少なめが良い。
という事になります。