日経平均が狭い範囲での上げ下げを繰り返すようになった。
しかも、その上限と下限の間が序所に狭くなっている。
いわゆる「三角持合」というスタイルのチャートだ。
このチャートだと、最終的には”上に離れるか?”、”下に離れるか?”どちらかになるんだが、どうなるだろ?
目次
上には離れる場合は回復局面か?
皆さんもそうだと思うけど、急落局面である程度の損失を覚悟で投売りしているでしょうから、おそらくは資金の現金比率は高い状態ではないだろか?
という事は、”買い場を探る”というのが大方の市場の状況だろう。
上に離れた場合、”ここだ!”とばかりに買いが入り、どんどん上昇していく。
まぁ、これが上離れだな。
日経平均の場合、19,000円が一つの目安になってくるかな。
ここを突破すると、2万円が見えてくるだろう。
下に離れる場合は2番底を探る展開か?
反対に下に離れた場合は、2番底を探る展開が考えられる。
この場合は、4月の頭につけた17,800円が一つの目安だが、これを突破するとなると、大底の16,500円台が見えてくる。
これが恐い!
最近の急速な回復振りをみていると、あまりにピッチが早いので、一旦下落局面にはいると、下げるピッチも早くなるのではないか?
先日の石油価格の下落は本当にヒヤッとした。
ああいった事があると、急落に直結しかねないので、本当に恐い!
金融危機が懸念されるか否か?
もし、2番底を探る動きが出るとすれば、金融危機が発生した場合だろう。
コロナは、遅かれ早かれ収束する。
しかし、これをきっかけに金融危機が勃発すると、リーマンショックと同様にかなりの打撃を受けるだろう。
先の石油価格暴落もあるが、心配なのは米・中貿易摩擦だ。
アメリカは既に金融危機に直面していると言われているが、ここに中国が付け込んで来る展開になると貿易戦争は酷くなる一方だ。
これは、長期に渡って経済低迷を招くだろう。
こういった要因の2番底が恐いんだよね。
別格のイオン株価
イオンの株価だけは、どうなんだろうね。
日経平均とは、全く連動していないように見える。
本日も、日経平均は上げているのにイオンは下げている。なんで?
個人的には、これにかなり振り回されている。
元々優待目当てだったので、株価の変動にそこまで注力していなかったのがまずかったんだけど、いつの間にか含み損が膨らんでいる。
取り戻そうとして、空売りをかけたら、これがまたしくじった。
空売りのタイミングとしては、最悪の3月16日に信用売りを入れてしまったので、次の3日の急騰、さらに一度下げてからの続伸と、まったく読めない展開であれよあれよと損失が膨らみ、一気に5万円の含み損だ。
その後、少しずつ下げているので、3万円前後の含み損まで減らしているが、元の1,800円台まで、下落するのか予断を許さない。
あくまでも、個人的には・・・だけど。
現物もけっこう残っているので、株価が回復してくれるのはありがたい。
なんだけど、ここでイオンの株価が反転急騰すると、かなりの損失になってしまう。
これはかなり困る。
どうしたものか???