冷蔵庫は節電効果の高い家電ですから、まずは消費電力の少ない機種から検討することをお勧めします。
”その上で”さらに検討する方法を考えましょう。
冷蔵庫の設置場所を考える
何はともあれ、部屋に置けないことには話になりません。
幅や奥行をしっかり確認しましょう。
ただ置ければ良いという訳ではありません。
扉が開くか、物を出し入れするスペースがあるか、しっかり確認しましょう。
意外と見落としやすいのが高さです。
天井に当たるということはほとんどないでしょうが、吊戸棚が干渉する可能性があります。
高さもしっかり確認しましょう。
扉の開き方に注意
冷蔵庫を壁に付ける場合、右開きか左開きかを確認するのはとても大事です。
右側に壁がある場合、右から物を取り出せないので左開きにする必要があります。
引っ越しが多い方の場合は、左右両開きか、ドアの付け替えができるタイプを選びましょう。
冷蔵庫の容量(大きさ)
一般的には家族の人数で大きさを決めています。
例えば以下のような選び方があります。
一人暮らし | 100~300L |
2~3人家族 | 300~450L |
4人家族 | 450L~500L |
5人以上 | 500L以上 |
上のような記載を良く見ますが、これはあくまでも参考です。
家族が多いからといって、いちがいに大きな冷蔵庫が必要だということもなく、一人暮らしなら小さい冷蔵庫で良いということもありません。
例えば、冷蔵庫は”食糧保管庫”でもありますから、まとめ買いする方は、少人数でも大き目の冷蔵庫が必要ですし、”隣がスーパー”なんていうご家庭は、必要最小限の買い物しかしないでしょうから、大きな冷蔵庫は不要です。
食事は全て自炊という方と、外食しかしない方では、もちろん入れる量は違います。
さらに、将来家族が増える方は、当然あらかじめ大き目の冷蔵庫を買っておいた方が得です。
こういった使い勝手で大きさを選ぶ方法もありますが、冷蔵庫の場合、大きさで損・得が違うので、ここも注意してください。
小さい冷蔵庫が安くて得とは限らない
家電量販店の冷蔵庫売り場に行くと小さな冷蔵庫と大きな冷蔵庫と並んで展示してあり、これを見ると確かに小さ目の冷蔵庫の方が安い値札が貼られています。
一件”安い方が得”と思いますよね。
ところが、冷蔵庫の場合、あまりにも小さく作ると冷却効率が悪くなる傾向があります。
本体は安くても電気代が高い可能性があるのです。
とくに、ホテルに置いているような、一人暮らしの方がビールを冷やすのに良さそうな、そこまでコンパクトなタイプは、けっこう電気代がかかりますよ。
この場合には、価格は多少高くても、少し大きめで電気代の安いタイプにした方が得という事になります。
↓こちらをごらんください。
⇒⇒⇒ 冷蔵庫の消費電力と電気代
はっきり言って、よほど部屋が狭いという条件でなければ、ある程度大きい冷蔵庫を買った方が得です。
ドアの数には意味がある
冷蔵庫選びで最も目に付きやすいのがドアの数ではないでしょうか?
一件して、たくさんのドアがあると高級に見えるし便利そうですよね。
また、同じ大きさなのに たくさんドアが付いているのは”単なる無駄”という方もいらっしゃるでしょう。
実は冷蔵庫のドアは、それぞれにちゃんと意味があるのです。
使い方、使う人によって、ドアの選び方も様々です。
冷蔵庫のドアについては、こちらで解説しています。
冷蔵庫の個室について
現代の冷蔵庫にはいろいろな個室が付いています。
以前は、2ドアタイプが主流でしたが、今や、製氷室、野菜室など、様々な個室が付いている物が出てきました。
こちらも、使い方、使う人によって、選び方が変わってきますよ。
⇒⇒ 冷蔵庫の個室について