マイホームやマンションを購入するって”夢?”
・・違います、マイホームは節約の手段なのです。
株や債権を購入するのと同じ、投資と考え、”居住”は配当や金利のようなものと考えられます。
目次
住宅の購入は究極の節約?
今、過去を振り返ってみると、僕が行った究極の節約は家を建てた事だと思います。
試行錯誤あったのですが、結局「家を建てた(マンションを買う)方が得だ」という結論に達したのです。
こういう結論に達したからこそ、決断したのです。
もちろん「もっと良いところに住みたい」とか「こんな家に住みたい」とか夢も希望もありました。
さらに家を建てるきっかけというか、経緯というか、そういう物も当然あったのですが、
それは姉妹サイトの「アウトドア・ライフ」の「究極のアウトドアはインドア?」に書いてあるので、そちらをご覧下さい。
ここでは、節約をテーマに経費の面だけご紹介します。
そもそも、「家賃がもったいない」という単純な発想から真剣に生活費について考える始めたのです。
その当時の家賃は駐車場2台分含めて7万円でした。
約10年住んでいたので、800万円強の家賃を納めていたことになります。
10年かかっているとはいえ、800万ですよ。
これだけ家賃を納めても、引っ越してしまえば何も残らないんですよ!
これを「もったいない」と思いませんか?
住む場所について、いろいろ夢や希望もありますが、単純に節約という面だけを考えても、家を建てる(マンションを買う)方が得なのでは?と思いませんか?
そう思いついたらいろいろ調べるのが僕の習性です。
ネットで調べ、図書館に通って、一つの結論に達しました。
その答えは、「引っ越さないのなら、家を建てた(マンションを買う)方が得」です。
いろいろな意見があるかとは思いますし、自分なりの結論なので「証拠を出せ」とか「根拠を示せ」など突っ込まれても困るのですが、それでも調べて、計算して出した結論です。
だから、ここでは「どうしてか?」ではなく、「家を建てる(マンションを買う)」事で、どうやって節約していくかという話しを重点にします。
ただし、前述しましたが、転勤などで引っ越しが多い方は、やはり賃貸の方が得だし、
買って、売ってを繰り返すのも大変だと思うので、この場合は良く考えた方が良いと思います。
さて、賃貸に相当する無駄な出費が「家を建てる(マンションを買う)」にも付いてきます。
それはローンです。
家賃もローンも「払っても何にも得がない」という意味では全く同じですから少ないに越したことはないわけです。
これまた単純に考えると、「生涯にローンと家賃、いったいどっちの払いが多いのか?」という事が目安になると思います。
一戸建てか?マンションか?
テーマが節約ですから、便利が良いとか、オシャレとか、そういうたぐいの話は
とりあえず棚に上げて考えて下さい。
またまた単純な節約の話しです。
家賃にしろローンにしろ、多少多い少ないはあっても、生涯かけて支払い続けることは共通しています。
じゃ、なぜ「家を建てる(マンションを買う)」方が得なのかというと、ずばり「資産が残る」からです。
家賃の場合はいくらお金を出しても、出すだけ消えていって、後々に何も残りませんが、一戸建てにしろマンションにしろ、お金を出し続けてローンが終われば、これは自分の資産になります。
売却して現金にしてもよし、無料で住み続ける事もできます。
ここが賃貸と違うのです。
さて、一戸建てかマンションかなのですが、物件にもよりますが、資産価値としては多くは一戸建てに軍配が上がります。
一戸建ても「家」に価値があるわけではありません。
資産として優良なのはあくまでも「土地」です。
ですから、節約という意味では、家(上物と呼ばれています)にお金をかけるよりは、
土地に金をかけるべきなのです。
マンションの場合、重要なのは立地条件です。
どんなに立派なマンションでも、どんなに広い間取りでも、将来は、立地条件が優先されて資産価値が決まってきます。
したがって、元々地価の高い場所に建っているとか、ランドマーク的な建物という付加価値がなければマンションに将来的な資産価値を期待するのは難しいと思われます。
さらに、うちのように車を2台以上所有する場合、マンションだと1台あたりの駐車場代がかかるのが負担になってきます。
立地が良ければ良いほど駐車場代は上がる傾向にあるので注意が必要です。
さらに共有部分が豪華にできていると、共益費もかなりの金額になってきます。
マンションが一戸建てに比べて経費的に難しいのはこういうところもあるわけです。
【住宅ローン】手間のかかる審査申し込みを一度で!
複数の金融機関に一括審査申し込み
プロに聞いてみた
さて、このような知識を自分なりにため込んで、その筋の人の意見もいろいろと聞いてみます。
いろんな趣味を持っていると人付き合いも増えて、こういう時に頼りになるんですよね。
聞く対象は、不動産、銀行、建設業界の方々です。(ほとんど友人なのですが・・)
こういう方々は土地や建物を売買する事で利益を出しているわけですから、不動産に対する資産価値の相談にはもってこいです。
一番得なのは、中古住宅(一戸建て)
で、「一番得な住まいの結論」。
どの業界の方も口を揃えて「一番得なのは中古住宅」と言います。
とにかく、家(上物)には将来的な価値は期待できないというのは共通した意見です。
ですから、家はボロでも良い土地を購入する事が結局得になるわけです。
長く住み続けると、家(上物)が敬遠されるどころか、全く相手にされず、家を取り壊して「更地」にしないと不動産やも銀行も取り合ってもらえなくなるそうです。
こうなってしまうと、資産価値はほとんどありませんから、「これで老後を乗り切ろう」なんて甘いという事になります。
不動産、建設、銀行など、業界人の住宅
蛇足かもしれませんが、住宅関連業界の方がどのような家に住んでいるのか、気になって調べて見ました。
すると全部とは言いませんが、ほとんどの人が”超合理的”な考え方で、住宅を選んでいます。
将来値上がりしそうな土地に、ちょっと手を入れるだけで十分オンボロの家が建っていたら、それこそ激安で手に入れて、土地が値上がりしたら、さっさと更地にして転居して儲けを出している人もいます。
再開発のウワサがある場所にマンションを購入し、周りのマンションの入居率が上がったところを見越して、さっさと売り払ったという人もいます。
実際に業界の方々は中古住宅を購入されている方が多いようですが、我々は、夢も希望もある一般市民です。
やはり新築に住みたいと思うのは当然です。
次は、夢や希望も、ある程度叶える、一戸建てを建てる場合の節約方法についてご紹介しましょう!