信用取引を始めるにあたり、”1点買い”の練習にと、まとめ買いした「日本駐車場開発(2353)」がジワジワ下げているので、すっかり意気消沈しているところだ。
まぁ例年は今頃から上げ始める年末相場が、まだ始まっていないようなので、ちょっと小休止としようか・・・という雰囲気なんだなぁ。
で、せっかくだから、時間をかけていろいろ調べてみた。
特に、買い戻したいけど買い戻せない「イオン(8267)」が今回の話題。
信用取引を始めるにあたり、当然、いろいろ調べるんだけど、その中で”恐いなぁ”と感じたのが、「イオン」における信用売残の増加だ。
判り難くて申し訳ないけど、上の青い線が”売残”、赤が”買残”だ。
売り残は、真ん中に妙な山があるのは、そのスジの方の動きということで無視すると、一貫して増加傾向なんだな。
空売りが増えているんだけど、決算できず(値上がりしたので)どんどん積み上がっている状況だ。
当然こういう売残は、株価が下がれば決済(買いが入る)ので、株価がなかなか下がらない要因になっているわけだ。
ここで、ふと気が付いた。
僕のように現物取引なら、ひたすら株価が下がるのを待っていることはまぁできる。
しかし、信用売りで入っている人は、株価が下がらないことには売れないのに、決済の期限を迎えてしまうんだな。
「イオン」の場合、今の続伸が始まったのは、今年の5月辺りからだから、この頃に仕込んだ空売りの方々は、そろそろ強制決済が近づいている。
強制決済で大損害という人や追金が発生する人もたくさん出るだろうね。
うーん、厳しい世界だなぁ。
それにしても、信用取引をやろうってぐらいだから、相場についてはそれなりに自信を持って空売りに臨んでいるんだと思われるが、結果、あてが外れて、売り残が積み上がっているわけだ。
これは、多くの投資家が、”下がる”と読んだのに実際は上げているという予想外の動きだったわけだ。
そいいう自分も、”下がる”と思っていたから売ったわけで、予想外だったんだよね。
ここまで書いて何が言いたいか?というと、
”相場を当てるのは難しい”という事だな。
これだけ多くの投資家が予想できなかったわけで、やはり株ってのは、改めて難しいものだと思い知らされたな。
という事で、チキンな自分は、今まで通り、無難なポートフォリオで、徐々に資産を蓄えるか?一点買いで勝負に出るのか?
まぁ、ここまでキャリアを積んできたのだから、「日本駐車場」でコケたからといって、諦める事もないかなぁ・・・。
どうだろ?