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少し戻してさらに下げるパターンが危険
コロナウィルスのように、はっきりと下落の原因が判っていて、ドーンと判りやすく暴落すると、まぁ、損失は大きいけど、その後どんどん損失を膨らますことはない。
良くないのは、ジワジワと下げたり一瞬戻したりしながら下げることだ。
判っちゃいるけど、何度もやってしまうんだよねぇ。
今回、権利付き確定日まで引っ張ったのが失敗だったけど、キチンと優待を捨てて当日損切りした分は良かったと思う。
ただ、これに該当しないでホールドした銘柄も実はある。
新日本建物(8893)だ。
「2月10日から思いっきり下げてるじゃん!」って言われそうだけど、戻している日もあるし、下ヒゲを延ばしている日もあるんだよね。
ファンダメンタルで”上げる”と思い込んでいたので、”ここが底”と何度も思ってしまった。
結局損切りできず、大きく損失を膨らませてしまった。
まぁ、日足を見れば判るように、けっこうな利益が出た日もあったからね。
調子に乗ってしまったんだな。
潮目を読み間違えたか?
新日本建物に限らず、不動産関連は、一方的に下げているわけではなく、やはり上げ下げの幅が大きく、ジワジワ下げている感じなんだな。
不動産関連は景気上昇に伴って株価も上がるはずなんだけど、”出遅れている”と読んでいたので、少々下げても、大きくは崩れないと思っていたところなんだよね。
まぁ、既に下がるところまで下がっていたはずだったんだ。
ところが実際は、まだまだ下げる余地があったわけで、コロナウィルスが下落のキッカケになってしまったのが印象だ。
本来はまだまだ上がっても良かったのにな、がっかりだ。
塩漬けという手もあるか?
幸か不幸か、新日本建物は「信用無期で買い」の状態だ。
なので、このまま温存して回復を待つ(原因がはっきりしているので、いつかは回復するという考え)という手もある。
ただ、楽天はともかく岩井コスモ証券は、日歩が付いてきて手数料が高くなっている。(下げに比べれば微々たる物だが)
長期保有が有利か否か、判断が難しい。
空売りはで責めるが恐怖感もある
2月末権利確定銘柄は、落ち日に確実に下げる・・・ここは正解だった。
おかげさまで、5万円ぐらいは取り戻したんだけど、この後も空売りを続けるかどうかはすごく悩んでいる。
前述のように、今回の暴落は原因がはっきりしているので、その原因がなくなれば一気に株価は回復してくる可能性があるからだ。
株価は、世の中の動きに先行して変わるので、ウィルスを封じ込めた!とか、ワクチンが開発された!とかのニュースが出てくると、これに反応してのして一気に上昇するだろう。
というか、世間的な動きより前に株価は動くとなると、こういうニュースを一般の人が目や耳にした時は、”既に遅い”という事が十分にあり得るわけだ。
そうすると、空売りをかけている銘柄の買埋が間に合わない可能性が高くなってくる。
空売りの場合は信用買いと違って、損失は無限大だからなぁ。
正直、これは心配になるんだよね。
とはいえ、昨日も空売りで5銘柄ほど売りこしている。
せめて月曜日は続落して欲しいものだ。
「新日本建物」以外ね・・・・って、そんな都合よくいくわけないな。